FX初心者が知っておくべき「損切り」のポイントとは?!

FX初心者講座

損切りのポイントは、
 どうやって決めればいいのか?
を知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

このページでは、損切りのポイントを決める際の考え方について説明しています。

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FXのトレードする上、
 損切り
は、意外に難しいものです。

なぜなら、損切りする場面は、
 エントリー時の予想と逆の動きをしている
という状況にあり、その時点で、損切りをするということは、
 自分の考えが間違っていたことを認める
ということになり、心理的なダメージを伴うからです。

更に、
 金額的にも、損失を伴う
ということで、なかなか、損切りを実行に移せないということになります。

また、損切りをせずにそのまま辛抱しても、
 価格が戻ってくるケース
もあり、結果的に、プラスで終わる場合もあります。

そういった経験があると、更に、損切りがしにくい状況に陥ってしまいます。

しかしながら、
 価格が戻ってこない可能性
もあり、その場合、当初の予想を大きく上回る損失につながるリスクもあります。

ですので、やはり、
 一定のルールのもと、損切りをする
ということが大切ということになります。

下記に、損切りについての考え方と、損切りラインの設定の仕方について、整理します。

目次

損切りについての考え方

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FXのトレードの場合、ベーシックな考え方として、
 勝ち負けを繰り返しながら、利益を積み上げていく
という捉え方になります。

ですので、最初から、
 負けることも想定してエントリーする
というが大切になってきます。

利益が積みあがっていく為には、
 勝率
と、
 リスクリワード(「リスク (損失) 」と「リワード (報酬) 」の比率)
によって、成績が変わってきます。

ですので、
 一定の割合で負けること(損切りすること)
を前提としてトレードすることで、
 ロスカット時の心理的なダメージを軽減する
ということにつながってきます。

しかしながら、頭ではわかっていても、なかなかできないのが現実です。
ただ、損切りするには、
 慣れ
が必要とも言えます。

下記に、その為の損切りの際の考え方について記載します。

損切りラインの設定の仕方

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損切りラインを決める際は、一般的に、下記の事項を目安にして設定します。

 ・値幅で決める
 ・損失額で決める
 ・テクニカルで決める

 ・価格の節目付近で、決める

値幅で決める

買いでエントリーする場合は、例えば、
 買った金額から、〇〇の値幅で下がったら損切りする
といった決め方ができます。

損失額で決める

損失額が、〇〇円になったら損切りするという決め方もあります。

その際、資産管理的には、
 少なくとも、資産の1%や、3%で損切る
といった、資産額に対する割合で、損切りの上限を決める場合もあります。

テクニカルで決める

テクニカル的に損切りラインを決める場合もあります。
例えば、買いでエントリーした際は、
 トレンドラインを〇〇pips下回ったら損切り
や、
 水平線を〇〇pips下回ったら損切り
といった場合です。

価格の節目付近で、決める

価格の節目では、多くの人が、決裁や損切りラインを置いています。

節目とは、例えば、ドル円でいえば、
 150.00円や、150.50円
といった切りのいい金額の箇所です。

節目を超えた場合、値動きに勢いがつく場合があります。

逆に、多くの人が損切りラインをおいているということから、
 ダマしや、ストップ狩り
といったこともありますので、注意が必要にはなります。

注意!「ストップ狩り」とは、、

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ストップ狩りとは、機関投資家などが、
 多くの損切り注文(ストップロス注文)がはいっているであろう箇所まで価格を動かし、利益を得る行為
のことを言います。

為替を操作できるほどの資金がある機関投資家などが行うとされていますが、その裏付けをとることは、実際、難しいものがあります。
ただ、値動きを見ると、なにか不自然がケースも存在しますので、そんな場合は、ストップ狩りなのかもしれません。

また、中には、
 FX会社がストップ狩りをおこなっている
というケースもあります。

今でこそ、あからさまにそういった行為をする会社はあまりありませんが、昔は、そういった行為をしているFX会社も存在していたと言われています。

ストップ狩りについては、下記動画が参考になります。

トレードスタイルによって、損切りの幅も変わってきます。

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それぞれのトレードスタイルによって、損切りを設定する際の幅も変わってきます。

スキャルピングのように、薄利を狙うようなトレードスタイルの場合は、おのずと、 損切り幅も小さくなります。
逆に、スイングトレードの場合は、損切り幅は広めで設定することになります。

いずれの場合も、
 リスクリワード
をどれくらいにするのかで、その幅を設定することになります。

さいごに

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損切りをすることが、自然とできるようになれば、心理的なダメージも少なくて済むのですが、その境地に達するまでは、時間がかかりそうです。

特に、
 連勝が続いているような場合
には、なかなか損切りができずに、結果、損失が拡大してしまうような場合もあります。

ですので、やはり、
 負けることに慣れる
ということが必要なように感じます。

なんだか、逆説的な感じもしますが、いずれにしても、相場をコントロールすることはできませんので、一定の確率で負けるという現実を受け入れることが大切と言えます。

以上、FX初心者が知っておくべき「損切り」のポイントについてでした。

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