トレードを振り返り、改善する

こんなテーマに関する記事です。

実際に、FXのトレードを行ったあとは、
　そのトレードの内容を振り返る
ことと、その内容を踏まえて、
　改善していくこと
が、大切になってきます。

つまり、トレードにおいても、
　PDCA
のサイクルで、改善していくという視点です。

PDCAとは、
　Plan（計画）、Do（実行）、Check（評価）、Action（改善）
の4つのプロセスを繰り返し、改善するという考え方です。

このことによって、
　トレードにおける同じ失敗を減らす
という効果が期待できます。

つまるところ、
　マイナスの取引を減らすこと
が、結果的に、利益を残すことにつながりやすいと言えます。

トレードの記録をつける

トレードの内容を、
　PDCAのサイクル
で改善していくための方法のひとつとして、
　トレードノートに記録する
というやり方があります。

ただ、実際にトレードノートへの記録をしている人の割合は、
　かなり低い
と言えます。

なぜなら、
　面倒だから
です。

確かに、トレードをする前に、
　・チャートの状況のチェック
　・トレードの方針を考える
　・トレードの結果を記録する
　・トレード内容の振り返りを行い、改善する
といった手順を踏むことは、手間がかかります。

しかしながら、少なくとも、
　同じ失敗を繰り返さない為
には、
　そのことを認識する必要
があり、その為には、
　失敗トレードの共通項を分析し、そのことを踏まえて、トレードルールを改善する
といったプロセスが大切になってきます。

やはり、思考パターンや、相場の動きに対する感じ方は、
　なかなか治らないもの
ですので、改善する為には、
　何らかの工夫は必要
と言えます。

その為の方法のひとつが、
　トレードノート
ということになります。

トレードノートの内容

トレードノートに記載する内容としては、概ね、下記の項目になります。

■経済指標（今日の発表予定）
■相場のチェック（マルチタイムフレーム分析）
■トレードの方針
■トレード結果
■振り返り（改善点等）

もちろん、記載項目に関しては、アレンジしても良いでしょう。
いずれにしても、
　改善点が見いだせるもの
であれば良いと言えます。

さいごに

トレードの技量を向上させるためには、実際のところ、
　薄皮を重ねるように改善していく
ということになります。

なぜなら、
　失敗トレードを改善するには、考え方やメンタル面も影響する為、時間がかかる
という一面があるからです。

それに加えて、
　相場の状況も変化
しますし、
　自身の状況も変化
します。

ですので、そういった中で、期待値の高いトレードルールへ改善していき、結果、
　勝ちパターンでのトレード
を積み上げていくということが必要となってきます。

また、よくあるお話しとしては、
　勝ちトレードが続き自信がついた後に、その自信が「過信」となって、結果、大きく負ける
といったケースもあります。

いずれにしても、
　失敗したパターンを振り返って、改善していく
という作業を継続的に続けていくということが大切と言えます。

以上、「トレードを振り返り、改善する」についてでした。